レーザー外来

・アレルギーの症状がずっと持続している方
・飲み薬、点鼻薬等の効果が少ない方
・特に鼻づまりがひどい方
・妊娠、病気等の理由でお薬が使えない方
・お薬の副作用が気になる方
当院ではアレルギー性鼻炎に対するレーザー治療を行っております。 これまでにも小学校高学年のお子様から、ご年配の方々まで幅広く レーザー治療を受けていただいています。

鼻粘膜レーザー手術では、鼻腔内で最もアレルギー反応が起こっている部位 である下鼻甲介にレーザー光を照射します。 粘膜表層がレーザーによって凝固することにより、
①粘膜上皮が瘢痕化して反応が起こりにくくなる、
②腫脹していた粘膜が収縮して鼻腔が拡がる、
③粘膜分泌腺が減少し鼻汁分泌が抑制される、
といった効果が期待されます。
当院では、CO2(炭酸ガス)レーザー(モリタ社製 Lezawin CHS)を用いて日帰り手術にて行っています。 麻酔液を染み込ませた柔らかいガーゼをしばらく鼻腔に留置して 麻酔を行いますので、照射中はほとんど痛みを感じません。 レーザーのハンドピースの先端は、ストレート、45°、90°の3種類(下の写真参照)あり、 鼻粘膜の照射面によって使い分けています。 内視鏡を用いて鼻内を観察しながら行っていますので、 奥の方でも観察しながら照射できるので安全です。 保険適応ですので(鼻粘膜焼灼術、2,910点)、 3割負担の方で8,730円の窓口負担となります。 但し、術前検査時に血液検査を行いますので検査料が別途必要です。
レーザー外来は、毎週土曜日の午後13:30~で「完全予約制」です。
興味をお持ちの方は、診察時にご相談ください。

ハンドピース